Sense for Life

* より善く生きるための心の活用方法 *

エネルギーの性質について知っておくべきこと(補足)

 前記事「そもそもエネルギーとは何か?」にて、当サイトで謳っている”エネルギー”についての定義や性質を説明しましたが、これから心の活用方法を実践していくにあたって、前提知識としてもう少し知っておいた方がよいことを追記いたします。

 まず、エネルギーは、波の形をしていると考えていただいてよいと思います。その波が荒ければ荒いほど「重く」なります。逆に波が穏やかであればあるほど「軽く」なります。「重い」エネルギーは動きにくく(慣性が強い)、「軽い」エネルギーは動きやすい(慣性が弱い)という性質があります。木の玉と鉄の玉を高所から同時に落とすと、同時に地面に着地するという有名な実験があります。これは鉄の玉はより強い重力で地面に引っ張られるが、同時に慣性も強く落下スピードを等速に保とうとするため、慣性と重力が相殺されて結局同時に着地するというものです。

 要は、波が穏やかで軽い性質のエネルギーの方が、慣性が弱く、現実を変化させやすいということです。現実をよりよい方向に変化させたい方は、自我・欲・怒りなど重いエネルギーを極力抑えて心を穏やかに保ち、他者への優しさや慈悲の心のように波動が穏やかで軽いエネルギーを育てていくことが大切です。(怒りや欲、自我のエネルギーは重く、変化しづらいのです。)

 また、エネルギーの波には「プラスマイナスゼロ」という性質もあります。現実はエネルギーが作り出しますから、当然「人生楽ありゃ苦もある」ということになりますね。これは一つの真理です。しかしこれでは平行線のままであり、例えば「豊かなときもあれば貧しいときもある」といったような人生にもなりかねません。

 Sense for Lifeでは、以下の図のようなイメージでプラスのエネルギー(豊かさや幸福のエネルギー)を積み重ね、活用し、増やしていくことで、豊かさや幸福を徐々に向上させていくことを目指しています。(投資における複利のイメージに近いです。)